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母子家庭って今はとても多い時代になりましたね。
ですがまだまだ風当たりが強い時もあります。
私自身も現在子供三人の母子家庭で生活していますが、前向きになれたりなれなかったりしています。
母子家庭の1番の悩みはやはり金銭面です。
母子家庭の貧困って永遠のテーマになりつつありますよね。
なので今回は、母子家庭はなぜ貧困から抜け出せないのかということを考えていこうと思います。
母子家庭が貧困におちいるのは自業自得ではない
母子家庭のつらいところってなんでしょうか。
簡単にいってしまえば収入が少ない!ということがまず、大前提にあります。
私はまわりに母子家庭がかなり多いのですが不幸だとかツライという言葉はほぼ聞いたことはありません。
ただお金に関してはみんなシビアです。
まずはこちら、厚生労働省の調べです。
やはり父子家庭より母子家庭のほうが圧倒的に多いですね。
これだけ母子家庭が多いのにお母さん方はなかなか正社員や、お給料のいいところで働くことは難しいのが現実です。
理由はそれぞれあると思いますが私の知る限りでは、離婚前は専業主婦をしていたか働いていてもパート勤務だった人が圧倒的に多いのです。
誰が離婚を想定してパートや専業主婦をしているのでしょうか。
離婚するかもなと思った時、もしくは離婚を迫られる時、それに離婚せざるを得ない緊急な時っていうのは一気に押し寄せます。
仕事を探してる暇もなけりゃ引っ越しや子供のこと、そして手続きなどで精いっぱいです。
なので離婚後に母子家庭になると、突然仕事もなけりゃじっくり面接して選べる立場でもないのです。
そして離婚後は多かれ少なかれ母親はかなり精神的に参っています。
たとえそれが望んだ離婚だとしても。
子供のことを最優先で動くのでいい職場に巡り合う確率なんてかなり低いです。
その他の理由もあるのでしょうが、まず安定した収入を確保できないというのが貧困になる最大の理由なのは明白ですよね。
ざっと考えてみても今まで専業主婦をしていて仕事から何年か離れていたのに、突然正社員で雇ってくれるような会社はほぼほぼ無いわけです。
とりあえず安くてもいいからパートしながら安定した職場を探そうにも、実際は毎日の仕事に追われ就職活動もまともにできません。
そんな状況で貧困におちいってしまう母子家庭が多いのではないでしょうか。
母子家庭は仕事で貧困が決まる
前の章で書いた通り「正規雇用が少ない」というのは本当で、なんらかの資格やスキルを持ち合わせている人もいますが一般の主婦だった人は、1から何かを学ぶ時間も費用もありません。
まして30代後半40代で新しい仕事、となると雇ってもらえる幅はかなり狭まります。
今は高齢出産も多いのである程度年齢が過ぎてからの離婚も少なくないでしょう。
仕事探しは若ければ若いほどチャンスがありますが年々仕事探しは難しくなっていくでしょう。
子育てと仕事の両立
子供がまだ小さいと働く時間も短くなるし、急な体調不良でお休みすることもたくさんあります。
病気の子供を預かってくれるところもありますがタダではありませんし、もちろん休めば休むほど収入は減ります。
子供が小さいうちは正規社員で働くことが困難です。
いまでこそ子連れOKという会社がでてきましたが、それもごく一部の世界の話です。
収入がいい仕事は資格やスキルが必要、など今まで主婦業をしていたものからすれば絶望感しか残りませんよね。
養育費をもらえる人はごく少ないという現実
じゃあ、元夫にお金もらえばいいじゃね?的に簡単にいう人がいますが、実際に養育費を滞りなくキチンと払ってもらっている人は悲しいかなあまり見かけません。
こればかりは本当にどうしようもなくて、養育費もらえたらラッキーな人というぐらいの位置付けです。
私もそうですし、周りを見回してももらっている人に出会ったのは今までにたった1人だけです。
話し合えばなんとかなるだろうと思っている人もいるでしょうが、「お金ない」「仕事がない」と言われれば何もいうことはできません。
まだ話をできるのはいい方で、音信不通になることやDVな夫から逃げて離婚した人も少なくありません。
離婚したぐらいのもんですから、今後もちゃんと妻と子供を考えますという夫は少なくて当然ですよね。
ちゃんと考えてくれる人なら離婚してない…(独り言です)
貧困生活から抜け出せなくなるからくりとは?
子供が大きくなればたくさん働けるのでは?と思う人もいるかと思います。
たしかに働く時間を延ばして少々収入が増えたとします。
その間に子供も成長して、かかるお金も少しずつ増えていくのです。
収入アップ-子供の成長=相殺(ゼロ)
になってしまうので貯金するまでに至らないのです。
なので生活水準を上げるのはとても難しい事なんです。
本当にみなさんコツコツ生活しています。
貧困から抜け出すためには一念発起するか、ものすごい節約術を習得するしかないのです。
貧困から脱出するためにできること
私が今まで母子家庭に出会って見てきた中でとびっきり成り上がり成功例が身近にが2人いたので紹介してみます。
1人目は、
- 介護の仕事をケアマネージャーまで朝4時起きで勉強しつつ、仕事しながらコツコツ積み上げ最短で資格を取る。
- 合間に今後やりたいことのために調理師免許も取得
- ケアマネをしながら料理屋をするためにコツコツお金も貯める
- 40代までにもうすぐ夢が叶うらしい
こちらの方はまだ30代中盤の女性で子供は2人です。
節約や料理も上手で、子供も自分も大事にしながら毎日楽しんで生活しておられます。
お金はすごくやりくりしている印象ですが、目標やするべきことが常に明白でとても前向きな方です。
2人目、
- 離婚後数年間、水商売をめちゃくちゃ頑張る
- ひたすらお金を貯める
- ブラジリアンワックスの資格を取り自分のお店を構える
- 自力で一戸建ての家を購入する
- ブラジリアンワックスのお店は閉めたが、固定客と口コミのお客さんだけ自宅の一室で施術を行う
- 今は投資を勉強中
この方は本当に無鉄砲なところがありますが、いい意味でお金に貪欲でした。
子供は1人です。
子供も当時はまだかなり幼かったので、夜間の保育所に入れて仕事をしたりしていましたが、その分子供はたくさん遊びに連れて行ってあげたり不自由な思いはほとんどさせていませんでした。
気持ちがいつも「やればできるだろう」というスタンスだったので、いい時も悪い時もあったのでしょうが常に貪欲な姿勢はいつもすごいなと感心させられています。
この紹介した2人は本当に努力家ですし常に前向きなんです。
そして「やってやる!」といった行動力がとてもすごい。
周りのお金のない母子家庭の人と何が違うのかとよくよく考えてみたところ、目標を設定することが上手だしそのことに信念を貫き続けることにブレがないということろが違うんだろうなという印象をもっています。
時には目標のために我慢する時期もあり辛い時期もあったと思いますが、ここまでできるのはすごいことだと思います。
あくまでも「こんな人もいるよ」というたとえなので、人それぞれいろんな道があるとおもいます。
ただ、これだ!っていう何かの目標を見つけることで、人生がうまく回りだしたというお話もよく耳にするので希望をもって前に進むといい結果が生まれるんでしょうね。
人生何が起こるかわからないのは事実です。
ちなみに私はまだどん底よりです。(これから浮上する予定(仮))
まずは小さくてもいいから目標を持つことがスタート地点に立つこと、これが希望につながるのでは?と考えています。
希望すら持てない状況が貧困に追い打ちをかけてます。
自分なりの光を持つことが第一歩なのかもしれません。
母子家庭が受けられる支援
母子家庭の方が受けられる支援や制度は
- 児童扶養手当
- 児童手当
- 医療費助成制度
などがあります。
金額は収入に応じてなので家庭によってもらえる金額は違いますが、これらの支援があるのとないのとでは天と地の差があるぐらい助かります。
市町村によって日にちも違いますが、調度季節の変わり目や学校の節目の時期に支給されるので、成長の早い子供の衣料代や必要な学用品などに本当に助かります。
貯金に回したいところですが、貧困層はこちらのお金は月々の足りなくなった生活費の赤字の補填にしている家庭が多いのではないでしょうか。
こちらの支援は貧困家庭のセーフティーネットになっていることは間違いないでしょう。
まとめ
現状維持の状態では貧困から抜け出すのは難しいです。
新しく何かを始めようにもあくせくと働いて時間も取れないですから、ずっと状況は変わらない。
ただ母子家庭だからって決して「不幸」とは思っていません。
子供との日々を毎日大事にしている家庭の方が多いのです。
もう少し安心した生活をするために望むのはやっぱり仕事なんですよね。
正規社員になりたい!と、私も切に思っています。
夢を見つけることがまず先ですので、ちょっと頑張って探してみます!